2022年11月06日

「BRIDGE EX-18」松浦千晴,山下凱誠,村上晃,寺尾文孝の試合結果(2022.10.30)

BRIDGE EX-18、いろいろあり過ぎて、書ききれませんが、格闘技っていいなーと実感する最高の1日でした！年齢性別に関わらず、挑戦することの素晴らしさ！そして挑戦することで、よきせぬドラマが待っていたり、周りに勇気を与えたり、本当に面白い！

勝敗という結果も大事ですが、それ以上に、リングに上がるまでの過程や戦う姿勢が大切だと感じました。

松浦千晴

46歳にして初めての試合！年齢性別を超えた素晴らしい挑戦！走り込み週20キロ程度、中学生男子とのスパーリング、大好きなビールを2週間我慢、とこの日のために全力を注ぎました。1年以上前(2021年7月)のBRIDGE女性大会を見て、いつかは出場したいという気持ちが芽生え、9月に木内コーチの復活試合でパワーをもらい、ついにリングに立つ。1つのキッカケ、人との関わりで、人生が変わる！
試合は、女子高校生と年齢差30歳対決！初めてとは思えない壮絶な試合。惜しくも0-2判定負けでしたが、同世代の女性に勇気を与える戦いでした。次に期待しましょう！

村上晃

BRIDGEに出場するべく練習量を増やしていき、腰を痛めてしまい断念。それが過去2回ありました。今回は慎重にやっていましたが、またしても2週間前に腰を痛めてしまう。無理せず辞退しましょうと提案しましたが、「今回は絶対にリングに上がります」と強い覚悟を持っての出場。
村上さんは、名古屋市港区の出身で昔ヤンチャ者だったことが発覚。喧嘩よりも怖くないと腹をくくってたみたいです(笑)。試合には負けてしまいましたが、本調子でない中で、3度目の正直で、ついにBRIDGEのリングに立ったことが素晴らしい！

山下凱誠

仕事も遊びも忙しい、ヤンキー兄ちゃん。なかなか練習に来ないので無理矢理、試合に出場させます(笑)。目標が決まると、それなりに練習に来ます。でも、それなり(笑)。最後の1週間だけは、頑張りました。今回の出場メンバーの中ではもっとも練習量が少ないけど、仕事で重たい資材を運んでるようで力が強くなりました。体力はまったくありませんが、苦しい場面で踏ん張る根性が少しはついたのかも。見事、判定勝利！！おめでとう！
今後も、練習に来させるために試合にエントリーする、目的と手段が逆のパターンでいきましょう(笑)。

寺尾文孝

自分の練習だけでなく、子どもたちの練習をサポートしてくれるありがたい存在。もともとはライジング己道会さんで活躍していた経験者。仕事が忙しく、2年以上も試合から遠ざかっていました。それでも、試合に出場したい！それもオヤジクラスではなく、あくまでも一般クラス(高校生以上の若い選手)で！と明確な目標を持ち続けていました。それがついに実現。しかし対戦相手の身長は高いし、ミドルキックは強いし、これはヤバイ！怪我しないように願う松浦(笑)。その心配を覆し、得意の右フックでKO勝利！まじか！？凄い！！おめでとうございまーす！

しかし、ドラマはここで終わらない。メインイベントに出場予定の選手が怪我をしたため、急遽代打でもう1試合出場してほしいとのオファー。KO勝利の余韻に浸っているところを谷底に落とされる、まさかの試練(笑)。それを快諾して、本日2試合目！相手はもちろん強く、結果KO負けでしたが、今大会を救ったということで、MVPの称号をいただくなど、格闘技を愛する男に、格闘技の女神が降臨しました。